日本乳幼児教育学会について
日本乳幼児教育学会 会長挨拶
日本乳幼児教育学会は、創設以来31年目になります。学会創設は、乳幼児教育の理論と実践を学問的に深めていくことの必要性と学会が研究者たちの学びの場となることを目的とし、初代会長の荘司雅子先生のもとに集まった研究者たちによりスタートしました。徐々にその会員数も増加し、現在では1200名を超えています。学会の規模拡大に伴い、その社会的責任も増してきて、運営面につきましては、前会長の日浦直美先生の下で様々な視点から検討がなされ、まさに改革の途上にあります。このような時期に会長を拝命し、その責任の重さを痛感しております。本学会が、新たな時代の中で、信頼される乳幼児教育に関わる諸研究の発信基地としてさらに発展していくために、微力ながらも運営面の改革も進めていきたいと思っております。これまでと同様に、ご支援とご協力、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
私が本学会に入会したのは、20年前になります。文部科学省の調査官を退職し、保育者養成の大学教員になった時です。昨年8月にご逝去された故小田豊先生が、本学会の趣旨をお話しされ、乳幼児教育研究を学ぶ場として入会を勧めてくださいました。初めての研究大会参加で、乳幼児教育に関わる最新の情報や様々な視点からの研究発表を伺い、わくわくした気持ちを感じたことを覚えています。生前、小田先生は、これからの学会活動について、「学会としての社会貢献」を問題提起されていました。現在、乳幼児期の子どもの教育・保育についての社会的関心が高まり、国においては幼保の制度的改革が進められていて、まさに乳幼児教育研究の成果を社会に開いていくことが強く求められています。
新たな時代の中でさらに乳幼児教育研究が振興していくために、本学会が種々学会活動を通して得た学問的な知見を結集させて、学会として社会に発信していくことが期待されています。学会員の皆様とご一緒に、本学会の寄せられている期待や本学会の使命を再認識し、一層の研鑽を重ねつつ、さらなる歩みを進めていきたいと考えています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
会長 神長 美津子
日本乳幼児教育学会 第11期役員
会長 | 神長 美津子 | 大阪総合保育大学大学院 |
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副会長 | 七木田 敦 | 広島大学 |
西本 望 | 武庫川女子大学 | |
常任理事 | 岩立 京子 | 東京家政大学 |
上田 敏丈 | 名古屋市立大学大学院 | |
遠藤 利彦 | 東京大学大学院 | |
北野 幸子 | 神戸大学大学院 | |
三宅 茂夫 | 神戸女子大学 | |
中坪 史典 | 広島大学大学院 | |
名須川 知子 | 大阪総合保育大学 | |
西山 修 | 岡山大学学術研究院 | |
理事 | 秋田 喜代美 | 学習院大学 |
橋本 祐子 | 関西学院大学 | |
河邉 貴子 | 聖心女子大学 | |
大方 美香 | 大阪総合保育大学 | |
卜田 真一郎 | ||
根 栄美 | 大阪総合保育大学 | |
瀧川 光治 | 大阪総合保育大学 | |
東城 大輔 | 大阪総合保育大学 | |
監査 | 青木 一永 | 社会福祉法人檸檬会 |
赤木 敏之 | 関西学院幼稚園 | |
事務局長 | 三宅 茂夫 | 神戸女子大学 |
年間スケジュール
会員関係 | 運営関係 | |
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